豆知識

ロゴや写真の準備でやっておくといいこと

2025.05.15
ロゴや写真の準備でやっておくといいこと

ホームページ制作は「素材」が9割。まずは準備から始めよう

ホームページを作ろうと思ったとき、真っ先に浮かぶのは「どんなデザインにするか」「どんな内容を載せるか」といった見た目や文章のことかもしれません。しかし実は、完成度を大きく左右するのは『素材の準備』です。なかでも、ロゴや写真、パンフレットなどのデータ類は、後回しにされがちですが、制作工程の中で『必要なときにない』というケースが非常に多く、そのたびにスケジュールが止まってしまう原因になっています。

「素材を後で出す」は、完成を遠ざけてしまう。制作の現場では、「あとで送りますね」が積み重なると、デザインの方向性が固められない、ページ構成が仮止まりになり、結果として修正の手間が増えたり、納期が大幅に延びたりすることが少なくありません。

また、仮のロゴやフリー素材の写真で仮組みしたあとに、「やっぱりこの画像は雰囲気が合わない」とやり直すことも多く、制作側と依頼主の双方にとって、時間と労力のロスにつながってしまうのです。

『良いホームページ』は『良い素材』から生まれる。たとえば、

  • 解像度の高い、明るく印象的な写真
  • ブランドイメージに合った綺麗なロゴ
  • 事業内容がしっかりまとまったパンフレットPDF

こういった素材が揃っていると、「伝えたいこと」がブレずに形になります。逆に素材がバラバラ・解像度が低い・印象が古いものしかないと、デザイナーも「何を軸に作ればいいのか分からない」状態になり、仕上がりも曖昧になりがちです。

ロゴデータは「形式」と「背景」が命。印象を決めるからこそ妥協しない

ロゴデータは「形式」と「背景」が命

ホームページの第一印象を大きく左右するのが、ロゴの使い方です。ブランドや会社の『顔』とも言えるロゴは、どこにどんな形で配置されるかによって、全体の印象が大きく変わります。しかし、制作の現場では「スマホに入っている画像をそのまま送った」「印刷物の写真を撮っただけ」というケースも意外と多く、それがそのまま「中途半端な仕上がり」につながってしまうこともあります。

まず大前提:ロゴは『画像』より『データ』が理想。理想的なのは、元のロゴデータ(ベクターファイル)を持っていることです。

  • Illustrator(.ai)
  • PDF(アウトライン済み)
  • SVG形式(ウェブ用ベクター)

これらの形式は拡大しても劣化せず、どんな背景にも対応可能。ヘッダー・フッター・バナー・アイコンなど、あらゆる場所でキレイに使えます。

もしベクター形式が手元にない場合は、少なくとも以下の条件を満たす画像が必要です:

解像度:横幅1000px以上

形式:PNG(背景が透明)、もしくは高画質JPEG

余白が少なく、正面からはっきり撮影されている

背景が『白』や『黒』でベタ塗りされていませんか?Webサイトにロゴを配置するとき、背景があるとデザインと馴染みません。

ロゴが小さい・荒い=信頼感を損なう。たとえば画面に表示されたロゴがぼやけていたり、周囲に謎の余白があったりすると、どれだけ素敵なデザインでも「なんとなく信用できない」印象を与えてしまいます。逆に、クッキリ表示されたロゴはそれだけで『信頼・安心感』を生むため、ブランディングや初見の印象にも直結します。

「社内にあるか不明…」という場合は?

  • 名刺に印刷されている
  • パンフレットに載っている
  • 看板や壁面に描かれている

既存の印刷物がある場合は、制作元がデータを持っている場合もございます。また、データがない場合でも、弊社では印刷物をもとにトレース作成も可能です。ロゴ自体がない場合でも、WEB用に制作することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

また、データがない場合でも、弊社では印刷物をもとにトレース作成も可能です。ロゴ自体がない場合でも、WEB用に制作することも可能ですので、お気軽にご相談ください。

写真は「雰囲気」を伝える最大の武器。スマホ写真とプロ撮影では大違い

スマホ写真とプロ撮影では大違い

ホームページにおいて写真は、「視覚で伝える最強のコンテンツ」です。テキストで100文字説明するよりも、1枚の写真の方が何倍も情報を早く、正確に伝えることができます。

特に最近のWebサイトでは、写真の大きさや使い方が以前よりも目立つようになっており、『写真の質』=『サイト全体の質』と捉えられる傾向が強まっています。

「写真が良い=信頼できそう」に直結する。高画質・構図が整った写真は、それだけで信頼感・清潔感・安心感を与えます。逆に暗い・ブレている・ピントが合っていない・画質が粗い写真は、どれだけ良いサービスでも「素人っぽい」「信用できなさそう」と思われる原因になってしまいます。

たとえば:

  • 飲食店の料理写真が暗くて美味しそうに見えない
  • 美容室の施術風景が小さく、顔もよく見えない
  • 会社の外観がGoogleストリートビューのスクショ
こうした写真を使っていると、せっかくの魅力が正しく伝わらず、『もったいない印象』のまま離脱されてしまうこともあります。

理想は「プロによる撮影」または「一眼・高性能スマホで丁寧に撮る」

写真素材の理想は以下の通り:

種類 推奨内容
店舗外観 昼間、晴れた日の全体写真。影・逆光に注意
内装・設備 清掃済み・整った状態で。広角気味で明るく撮影
スタッフ 笑顔・正面・自然なポーズで複数パターン
商品・サービス アップ+引きの2種以上。可能なら使用中の様子も撮影

もしプロカメラマンに依頼できる場合は、それがベストです。難しい場合でも、スマホの最新モデル(iPhoneやGalaxyなど)で自然光を活かして丁寧に撮影するだけで、十分に印象の良い写真は得られます。

よくあるNG例:使えない素材・困るケース

  • 縦横比がバラバラでレイアウトに収まらない
  • 画像サイズが小さくて大きく使えない(例:横幅300pxなど)
  • 店舗の様子がよく分からない・生活感が強すぎる
  • 人物写真にボカシを入れなきゃ使えない(プライバシー配慮)

写真は「後で見つけて追加で送る」よりも、最初に『使える状態』でまとめて渡すのが理想ですが、写真の編集をできる環境を整えるのはハードルが上がってしまう可能性がございます。弊社では、事前に写真・データの取扱いを含め、『このような写真をご用意ください』とわかりやすくご説明致します。

パンフレットやチラシは『情報の宝庫』構成のベースになる資料です

ホームページを作る際、意外と軽視されがちなのが既にある紙の資料や営業ツールです。「パンフレット?昔のやつしかないよ」「チラシとホームページって別物じゃない?」と思われるかもしれません。しかし、これらの資料には、事業の『伝えるべき情報』がすでに詰まっていることが多く、ホームページ制作においては『台本』として非常に有効な素材になります。

パンフレットは、会社やサービスの「自己紹介そのもの」。パンフレットやチラシに書かれているのは、

  • 会社の理念や強み
  • サービスの概要や特徴
  • 対象となるお客様像
  • 実績や導入事例
  • 価格や対応エリア

つまり、パンフレットが手元にあれば、「どんな内容を載せればいいのかわからない…」と悩む必要がなくなり、構成のベースを一気に組み立てやすくなるのです。

資料をもとに再編集すれば、SEOやWeb向けにも最適化できます。紙の資料を、

  • 見出しや段落をWeb用に調整する
  • 専門用語を平易な言葉に言い換える
  • 写真や図表と組み合わせて視認性を高める

といった編集を加えることで、検索されやすく、読みやすいコンテンツへと進化させることができます。

制作側との意思疎通が圧倒的にスムーズになる。パンフレットを共有してもらえると、

  • 会社や事業の方向性はどんなものか
  • どの情報が核で、どこを補完すべきか
  • どの部分は画像化・ビジュアル化すると効果的か

これにより、ヒアリングやすり合わせの回数が減り、無駄なやり直しや認識違いも防げます。

「古いから使えない」は思い込みかも。設立年や理念、沿革などは普遍的ですし、サービス概要や図表も転用可能です。弊社では「素材から必要な情報を読み取り、再編集」致します。完璧でなくても、あるだけで『ないより圧倒的に助かる』のがパンフレットなのです。

準備がホームページ制作の結果を変える

準備がホームページ制作の結果を変える

ロゴや写真、パンフレットといった「素材」の準備は、ホームページ制作において、単なる『添え物』ではなく『土台』そのものです。しっかりと素材が揃っていれば、完成までの流れもスムーズで、質もスピードも、そして結果も大きく変わります。

素材がしっかりしていると、こんなメリットがあります。

  • デザインの方向性が明確になる→ 迷わず進行できるため、やり直しが減る
  • 印象の良いページに仕上がる→ ロゴや写真の質が『信頼感』や『清潔感』に直結する
  • スケジュールがスムーズに進む→「画像待ち」「文章待ち」がなくなるため、完成が早まる
  • クオリティを落とさずコストを抑えられる→ 修正回数が減ることで、工数=費用の抑制につながる

素材が揃っていなくても、私たちが一緒に整えます。

  • ロゴがない → データ化や簡易作成をご提案
  • 写真が弱い → 撮影代行や編集で対応可能
  • パンフレットが古い → 再構成のサポートも実施

「準備が不安」「素材がバラバラ」そんな状態でも大丈夫。私たちが並走して、必要なものを一緒に整えます。

まとめ

  • ①『準備』でホームページの完成度が決まる
  • ②ロゴ・写真・パンフレットなど、最初の素材がすべての設計図になる
  • ③準備ができていれば、制作はスムーズ・正確・高品質になる

素材がない場合も、プロの視点で整えるお手伝いが可能です。

【まずは、お気軽にご相談ください】 「どんな素材を用意すればいいかわからない」「今あるもので、ホームページは作れるのか?」そういったご相談からでも大歓迎です。伝えたいことを、きちんと伝えられるホームページへ。素材の整理から、デザイン、運用まで、私たちが一貫してサポートいたします。

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